▼植え替え(松柏) / ▼道具をつくる / ▼花芽を確保する / ▼簡単なリファレンス / ▼盆栽Tips
盆栽 / 植え替え
 何年も同じ鉢にいれた植物は、なるべくおおきな鉢へと植え替えたほうがよく、花のつく盆栽であればなおのこと、頻繁な植え替えが必要となる。水のやり方にもよるが、松やさつきやつつじといった乾燥や寒さにも比較的強い植物の場合、3年周期で替える。

1. 小さい鉢は毎日の水やり加減が難しく、土が固くなったり、水はけがわるくなったら根詰まりしているサイン。

2. サックリと抜きます。植え替え当日は水をやらずに、おいたほうが楽です

3. 渡辺式盆栽では、対乾燥+土流れを防ぐために上部にコケを植えています。これは再び使用するため、よけておきます

4. 土もり。最下部には鹿沼土の大きいものを敷き詰めます

5. 渡辺式土は鹿沼土6:腐葉土4

6. 根をハサミで切ります。元の大きさの3分の1程度にまで切りつめます

7. 高さをそろえ、土を盛ります。

8. 渡辺式では、竹や枝を使い、根の間の隙間に土を押し込みます。金属でやると根の感触がわからないのでやってはいけません

9. 土盛り終了。上から見ると、枝葉がバランスをとれるように、必ず木の幹を鉢の中心からずらす

10. 肥料流し込みツール。ステンレスの溶接ですべてハンダ付けの手作り。詳しくは「道具の作る偏」へ

11. 紐、もしくは針金で固定(台風の時期だったので)見かけにこだわるなら、針金をあらかじめ鉢の中に通しておく

12. ほぼ完成。

13. 最後に、とっておいたコケを植える。今回は、鉢の外周に煮沸したコケも植える乾燥対策

14. たっぷり水をやる。
葉の多いものであれば、鉢ごと水に2時間つける
 終了〜



ホームへ戻るmail:yas@penpen.ne.jp